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ダイコク電機3Q、主力事業の好調で大幅増益 グリーンべると2009年2月17日

 ダイコク電機は2月13日、09年3月期第3四半期(08年4月~12月)の連結業績を発表。売上高は前年同期比27.9%増の335億6000万円、本業の儲けを示す営業利益は同1521.6%増の28億1100万円と大幅な増収増益を計上した。経常利益は同451.7%増の29億円、純利益は24億3700万円(前年同期は1億700万円の純損失)。

 好業績の要因は、主力事業である情報システム事業および制御システム事業の伸長。情報システム事業は、「MIRAI GATE」ブランドのホールコンピュータシステム『CII』や新製品として発売した呼出ランプ『IL-A2』の拡販につとめ、売上高172億2500万円、営業利益27億3400万円となった。遊技機の基板製造などの制御システム事業では、前年同期と比べて販売機種数が増加し、そのうちの多くの機種が市場から高い評価を受け、売上高150億9800万円、営業利益17億800万円となった。

 アミューズメントコンテンツ事業については、携帯電話市場の買い換え需要の低下により、買い換え時に発生していた携帯電話ゲームのコンテンツ需要が減少したことで、売上高12億3700万円、営業損失1億7700万円と伸び悩んだ。

 一方、同社では第3四半期の好業績を受け、同日付けで通期の業績予想を上方修正。売上高510億円(前回予想比80億円増)、営業利益36億円(同7億円増)、経常利益37億円(同7億円増)、純利益27億円(同2億円増)とした。

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