回胴遊商、21年目の「幼児車内放置ゼロ」巡回活動 今年も発見事例なし
          
            遊技日本2025年11月4日
          
        
        
        
        
        
          
          
          
        
        
          回胴遊商はこのほど、令和7年度「幼児車内放置ゼロ」巡回活動の結果を公表した。今年の夏も組合員による駐車場巡回が行われたが、幼児の車内放置発見事例はゼロだった。2005年8月の活動開始からの累計では、これまでに組合員10社が15名の幼児を発見・保護している。
今年の活動は猛暑下で行われ、組合員からは「連日危険な暑さが続き、炎天下での巡回も厳しかった」「短時間でも命の危険がある」との声が寄せられた。北海道でも春先から暑い日があったため、早めの社内啓発や納品・営業時の巡回を心がけたという。年々厳しくなる酷暑を背景に「早期発見が肝心」「これまで以上に巡回を強化すべき」との認識が強まっており、パチンコホールとの協力で巡回回数を増やしたり、店内放送で注意喚起した事例も報告された。また、後部ガラスにスモークフィルムが貼られ前方からの確認が難しいケースでは特に注意を払い、日当たりが強い場所は重点的にチェックするなど、これまで以上に細やかな対策が講じられた。
同組合は特別会員・賛助会員の協力も得ており、1社から複数報告が寄せられるなど、「幼児車内放置ゼロ」巡回活動への関心と熱意が感じられたとしている。