“快適・没入型”の遊技体験 業界初の有線イヤホン対応パチンコが今秋順次導入開始
遊技通信2025年7月19日
昨年開催「みんパチ2024」でのBluetooth体験コーナー
日本遊技機工業組合(日工組、榎本善紀理事長)は、有線イヤホンに対応した新型遊技機を本年10月より導入開始する。
有線イヤホン対応の遊技機にはイヤホンジャックが搭載され、ユーザーが自由にイヤホンを抜き差し可能。接続すれば直接イヤホンから遊技機の音声を聞くことができ、これまでにない“没入型”の遊技によって迫力や臨場感が楽しめる。今後はさらにBluetooth対応の遊技機も視野に入れ、より進化したパチンコ・パチスロによる新たな遊技体験を提供していくとしている。
近年はユーザーのニーズがますます多様化しており、日本遊技関連事業協会(日遊協)が実施した「パチンコプレイヤー調査2024」では、約6割のユーザーが「イヤホン対応機能を望む」と回答するなど、特に若年層や女性を中心に遊技環境への関心が高まっている。有線イヤホン機能はこうした声に応えるとともに、新規ユーザーが来店しやすい環境づくりにも貢献すると考えられている。
また、従来のホールは「タバコ臭い」「音がうるさい」といったネガティブなイメージが根強くあったが、2020年春の屋内原則禁煙を契機に分煙が進み、「空気が悪い」という印象は着実に改善されつつある。これと同様に、イヤホン機能の導入・普及が進むことで騒音の課題解消が見込める。さらにはホールで働く従業員にとっても快適な職場環境となるため、働き方改革やリクルーティングの強化などホール業界の将来的な発展にも寄与することが期待される。
有線イヤホンジャックを搭載した遊技機は、現時点で10月初旬導入予定の「Pスーパー海物語IN沖縄6」(三洋物産)から導入開始予定。加えて8月9日(土)開催の「みんパチ・スロサミ2025」では、昨年に続いて来場者向けに有線イヤホン、Bluetoothを搭載した遊技機が体感できるブースを設置する。
https://minpachi-slosummi.com/