海物語と「にじさんじ」のコラボが実現|ニコニコ超会議2024「超SANYO海物語ブース」詳報
アミューズメントジャパン2024年5月16日
三洋が4月27日と28日の2日間、幕張メッセでリアル開催されたサブカルチャーの祭典、「ニコニコ超会議2024」に『超SANYO海物語ブース』を出展した。今回は大人気VTuberの「にじさんじ」がステージを盛り上げるなど、2日間にわたって多くの来場者がパチンコ・パチスロと海物語に触れ合った。
ぺこぱがメインMC
にじさんじがパチンコ対決
三洋がニコニコ超会議に出展するのはコロナ禍を挟んで通算6回目。昨年までとはコンセプトを一新し、既存ユーザーだけでなくノンユーザーにもパチンコ・パチスロと海物語に触れてもらい、未経験者とのタッチポイントとしての役割を果たすことに重点を置いた。
このコンセプトを象徴したのがステージイベントだった。人気お笑い芸人の「ぺこぱ」が2日間にわたってメインMCを務め、大人気VTuber/バーチャルライバーグループの「にじさんじ」から、「にじパチ部」メンバーのレイン・パターソンさん、イブラヒムさん、伏見ガクさんが背後のスクリーン越しに参加して、ステージを盛り上げた。
2日間にわたって行われたパチンコ対決では、「にじさんじ」チームとミスマリンちゃん率いるSANYOチームが海物語でパチンコバトル。SANYOチームには「ぺこぱ」のシュウペイさんも加わって熱戦を繰り広げた。ぺこぱの松陰寺太勇さんとパチンコライターのドテチンさんが未経験者にもわかりやすい解説を交えて、来場者を楽しませた。
パチンコバトルの合間では新章アイマリンプロジェクトのキャラクター、イチカゼロ(CV:佐伯伊織)がステージをジャックする形で登場。「ぺこぱ」や「にじさんじ」とのやりとりの後、最新楽曲「Frustration」のMVがお披露目された。「Frustration」は”怒り“をテーマにしたロックテイストあふれる楽曲。MVではライブハウスを舞台にアイマリン(CV:内田彩)とイチカゼロが激しいパフォーマンスを披露した。
超巨大海物語が出現
海ファンも未経験者も体験
ステージの周囲も多くの来場者でにぎわった。ひときわ目を引いたのが「超巨大海物語」体験コーナー。『P大海物語5』を忠実に再現した全長2・5メートル
の遊技台を体験しようと、多くの来場者が列を作った。
試打コーナーにはホール導入前の海物語シリーズ最新作『PAスーパー海物語IN地中海2』と『L聖闘士星矢 海皇覚醒 CUSTOM EDITION』、ラッキートリガー搭載で好評稼働中の『P大工の源さん超韋駄天2 極源LighT』をラインナップ。「ニコニコ超会議2024」限定のコンセプト機として、SANYO公式VTuberの『ナギナミ』をモチーフとした『スマパチ新海物語withナギナミ」も参考展示され、多くのファンが試打していた。このほか、SANYOブース恒例の「お菓子キャッチャー」には、「毎年楽しみにしている」というファンも数多く詰めかけていた。
来場者を惹きつけた
スペシャルライブ
2日間のステージの大トリを飾ったのが、著名アーティストに多数の楽曲提供を行う音楽プロデューサー兼アーティストのMatt CabさんとMATZさん、若い世代を中心にSNSでも大人気のずま(虹色侍)さんという、豪華クリエイター陣によるスペシャルライブ。海物語のサウンドをサンプリングしたコラボ楽曲「もう1回!」や海物語シリーズのテーマソング「Go!Go! SEA STORY」のリミックスバージョンを披露。来場者から募集したお題を元にその場で曲をつくる得意の即興では、クオリティの高い演奏と背中を押してくれる歌詞に多くの来場者が惹き寄せられていた。
2日間にわたったステージの模様はライブ配信も行われ、昨年の視聴数を大きく上回った。「にじさんじ」や「ぺこぱ」という人気タレントとのコラボレーションで、パチンコに関心の薄い若い世代に一石を投じたイベントになったことは間違いなさそうだ。
文=アミューズメントジャパン編集部