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2021年販売実績はパチンコ110万5,000台、パチスロ64万7,000台に/パチンコビレッジ 遊技日本2021年12月17日

パチンコビレッジは12月17日、都内台東区の上野ターミナルホテルにて、「パチンコ・パチスロ販売実績2021」のプレス発表会を開催した。

同社が公表した資料によると、2021年の総販売台数はパチンコが約110万5,000台、パチスロが約64万7,000台と、前年比でパチンコ・パチスロともに増加した。特にパチスロの増加割合が約60%と高く、パチンコは2年ぶりに100万台以上に、パチスロは4年ぶりに60万台以上に回復し、同社は「2020年はコロナの影響で休業も多く入れ替えが進まなかったが、2021年は旧規則期の撤去期日もあり計画的な入替が進んだことが要因と考えられる」と説明した。

「パチンコ・パチスロ機種別トップ10」では、パチンコのトップ3は「海物語シリーズ」が、パチスロのトップ3は「ジャグラーシリーズ」が独占する結果となり、いずれも設置台数の多いシリーズで検定・認定切れに伴う入替の需要に対応した結果としている。

「過去10年のパチンコ・パチスロ 総販売台数推移」では、この10年間でパチンコが最大62%、パチスロで最大70%と減少傾向が続いていることについて、同社は「2021年に入ってもコロナウイルスの影響は継続し、ホールの業績改善はみられず、2022年1月末での旧規則機の撤去期日が迫るなか、順次撤去は進んで販売台数は増加しているものの厳しい状況は継続している。新規則機移行後、ようやくパチンコに関しては徐々に遊技性の幅も広がり、高稼働を継続する機種も出始め今後の期待感はある。パチスロに関しては入替はするものの十分な結果を出している機種は皆無のため、今後の自主規制緩和等の動向に注目している」と解説した。

この他、村岡裕之代表取締役からは2022年の業界販売実績予想が語られ、同氏は2021年の期待要素として「自主規制緩和等による遊技性の向上」「スマートパチンコ・スマートパチスロの登場」を挙げ、夏場までは部材不足の影響を受け低調に推移する可能性が高いものの、パチスロの緩和による遊技性能アップに期待したいとまとめた。

※数値はすべてパチンコビレッジ調査数値

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