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「DK-SIS白書」発表、業績下落幅は過去最大に プレイグラフ2021年7月9日

ダイコク電機は7月8日、オンラインで、「DK-SIS白書2021年版-2020年データ-」発刊記者発表会を開催。同社の大上誠一郎社長、DK-SIS室の片瀬宏之室長が出席した。片瀬室長は白書をもとに、総売り上げ・総粗利ともに前年対比約27%低下と、2004年の白書発行以来、最大の減少率を記録した昨年の市場状況を説明。4パチは1日の平均台売上が1万7515円(前年対比3341円減)、1日の平均台粗利が2655円(同547円減)となる一方、1時間あたりの台粗利は前年対比50円増の1200円に。「タイプ別では、いわゆるライトミドルや甘デジの時間粗利の上昇幅が大きいことから、遊タイム搭載機を中心に、『遊びやすい遊技機』ほど、厳しく運用されている」と指摘。「人気が定着しつつあるゲーム性、スペック帯を生かしきれない状況は、今後の是正課題」との見解を示した。20スロは売上が1万9971円(前年対比4749円減)、粗利が2719円(同636円減)に。「年間平均では、4パチ・20スロともに約20%減。むしろ、20スロがましにも見えるが、単月ベースでは、ATタイプの粗利が2020年12月に1995円まで下落した」と説明。昨年導入した44機種中、37機種がAT機であることから、改めて現行6号機の厳しさを強調した。なお、2020年のDK-SIS有効データ台数はPS合計144万1135台(前年対比3万3599台減)で、占有率は36%(同0.9ポイント増)となる。

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