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マースグループホールディングス21年3月期決算 利益はコスト削減進み事前予想を上回る 遊技日本2021年5月18日

マースグループホールディングスは5月17日、2021年3月期決算を発表。売上高147億60百万円(前期比34.6%減)、営業利益11億30百万円(同70.2%減)、経常利益15億33百万円(同64.2%減)、純利益8億07百万円(同64.9%減)となった。新型コロナ感染拡大による需要縮小等の影響を受けて減収減益を見込んでいたが、売上高は予想通り、利益面ではコスト削減が進んだことから事前予想値を上回った。

アミューズメント関連事業の売上高は87億82百万円(前期比38.4%減)、セグメント利益15億72百万円(同53.9%減)。主力のパーソナルPCシステムが、感染リスクが伴う状況において、遊技客と従業員の接触回数を減らせるとして再注目されているが、周辺設備の更新需要が低迷するなかでの販売活動は厳しいものとなった。当連結会計年度におけるパーソナルの売上実績は22店舗、当連結会計年度末時点の導入(実稼働)店舗数は累計1,565店舗(市場シェア21.2%)となった。また、パーソナルを含めたプリペイドカードシステムの売上実績は25店舗、導入(実稼働)店舗数は累計1,720店舗(市場シェア23.3%)となった。

2022年3月期の連結業績予想は、売上高180億円(前期比21.9%増)、営業利益24億円(同112.3%増)、経常利益28億円(同82.6%増)、純利益18億円(同123%増)を見込む。

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