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シーズリサーチが「遊タイム」調査 ユーザーの認知と遊技動機は前回調査から上昇 遊技通信2020年12月3日

パチンコ業界に特化したマーケティング調査を行うシーズリサーチはこのほど、全国のパチンコホールと遊技者を対象にした「遊タイム機能等に関する調査」を実施した。それによると、同社が7月に行った調査との比較で遊技者の遊タイムの認知状況と遊技動機になる割合が上昇していることが分かった。
 
遊技者に遊タイム機能の認知状況を聞いた設問では、7月調査の約64%が8月には88%にアップした。また、ホールに自店のユーザーが遊タイム機能をどの程度認知していると思うかの質問では、3割から4割のユーザーが認知していると思う割合が約40%で最も高く、次いで5割から6割が約35%だった。
 
遊技動機について聞いた設問では、遊タイムが遊技動機になると回答した割合が7月の約50%から11月には約58%までアップ。理由については「ハマり台を狙える」が約59%で最も高く、「遊タイム発動での大当りに期待が持てる」「規定回数で遊タイムに突入する安心感」「大きなハマりを回避できる」と続いた。前回の調査では「ハマり台を狙える」「規定回数で遊タイムに突入する安心感」は20~25%程度だったが、遊タイムの仕様が浸透してきたこともあって今回の調査では大幅に上昇した。一方で、「当りやすくなる」「長時間遊べる」「ゲーム性が面白い」は、前回の調査で25~30%程度だったが、今回の調査では1割以下まで低下している。
 
ホール関係者に遊タイム機能に対する考え方を聞いた設問では、「スペックやゲーム性の多様化になる」という意見が33%で、「稼動への期待」や「来店者の遊技へのきっかけになる」という意見は、全体の1割程度にとどまったものの、現時点では概ねポジティブに捉えている傾向が見られた。さらに、導入したパチンコ機に遊タイム機能があるかの有無について、自店のユーザーがどの程度認知していると思うかの設問では、「50~60%」認知していると思う割合が最も高く35%だった。周知に関する取り組みでは「台間機種説明POP」が約78%で最も多かった。
 
一連の調査結果を受け同社では、「遊技動機について『ハマり台を狙える』は前回から大幅に上昇しているが、遊技者の理解度によって勝ちへの期待値が変わってしまうことや自店の客層に変化を伴う要素となりえる場合があるので注意が必要」と指摘。また、「エリアによっては告知が難しい場合もあるが、遊タイム機を上手く活用することで新しいパチンコ層の取り込みにも期待できる要素となりそうだ」としている。

 

 

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