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セガサミーHD 第2四半期決算、1Qに続き大幅な減収、損失計上 遊技日本2020年11月6日

セガサミーホールディングスは11月6日、2021年3月期の第2四半期決算を公表した。これによると売上高は前年同期比33.4%減の1102億25百万円、営業損失30億76百万円(前年同期は営業利益146億01百万円)、経常損失35億83百万円(前年同期は経常利益126億58百万円)。前年同期比で大幅な減収、損失計上となった。

遊技機事業においては、パチスロ機では「パチスロ真・北斗無双」をリリースし、4,885台を販売(前年同期は28,360台)。パチンコ機では「P交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO」など11,342台を販売(前年同期は66,140台)した結果、売上高は107億58百万円(前年同期比75.7%減)、経常損失124億25百万円(前年同期は経常利益72億66百万円)となり、大幅な減収、損失を計上している。

エンタテインメントコンテンツ事業では、アミューズメント機器分野では、集客数減少により課金収入や機器販売の受注が低調に推移。アミューズメント施設分野でも都心店舗の集客が引き続き低調に推移していることから、国内既存店舗の売上高は前年同期比で50.1%と大幅に減少した。一方でコンシューマ分野でゲーム本編やF2Pの販売が好調に推移。この結果、売上高は970億26百万円(前年同期比16.2%減)、経常利益は168億56百万円(前年同期比31.7%増)となった。

リゾート事業では、売上高22億45百万円(前年同期比59.2%減)、経常損失46億62百万円(前年同期は経常損失31億37百万円)となった。「フェニックス・シーガイア・リゾート」の利用者数が前年同期比46.4%と引き続き低調に推移。海外においても「パラダイスシティ」の1月~6月のドロップ額(テーブルにおけるチップ購入額)が前年同期比で47.3%、カジノ来場者数が前年同期比55.9%となるなど、大幅な落ち込みが見られた。

また、同日に公表された通期業績予想では、売上高2830億円、営業損失15億円、経常損失50億円で、いずれも前回予想を上回ると予想。特にコンシューマ分野の貢献により、経常利益の損失幅は期初計画比で大幅に減少する見通しとなっている。

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