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セガサミー本社で障がい者アート展 アミューズメントジャパン2020年10月23日

セガサミーホールディングスは10月21日、東京・大崎の本社で障がい者アートの展示販売会「2020 Art of The Rough Diamonds(ダイヤの原石たち)展」を開催した。東京愛宕ロータリークラブ、LIVES TOKYOとの共同開催。約150人の関係者が集まった。

社内のエントランスフロアのいたるところにアートが展示された同展示販売展は、知的または精神障害をもつアーティストが制作した絵画60点を展示。各作品は付されたQRコード先から購入もできた。

冒頭で挨拶に立ったセガサミーホールディングスの里見治紀代表取締役社長グループCOOは、会場提供と運営サポートの機会に謝意を表しながら、次のように障がい者への理解を示した。

「約200人の障がい者を雇用している当グループでは、ダイバーシティを重視している。私がよく言うことは、例えばLGBTの方も障がい者の方も外国人も、みんな平等だということ。差別も区別も特別扱いもしない。特別扱いはむしろ気を遣わせてしまう。こうした文化が当たり前である会社にしようとしている」


共同開催者である東京愛宕ロータリークラブの那部智史会長は、「日本のアウトサイダー・アート(主に知的障がい者のアート)はその価値が認められず、正当に評価されないことが多い。価値をきちんと認めることが当たり前になるように、私は賛同いただいた企業先でアート展をキャラバンのように続けている。気に入った作品があればぜひ、自宅やオフィスに飾っていただきたい」と挨拶した。

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