遊技者の6割がコロナ前より頻度低下
アミューズメントジャパン2020年8月18日
ホールの稼働はいまだ新型コロナ感染症拡大前の水準に戻ってない。かつての頻度での遊技を控えているのはどういった層なのか。本紙は6月中旬に続き8月中旬に、首都圏のプレイヤーの遊技状況を調べた。
新型コロナウイルス感染症の1日あたりの感染確認者数は、緊急事態宣言が解除された5月末から1カ月が経過してから増加に転じ、収まる気配はない。その一方、パチンコホールの稼働は、大方の予想をいい意味で裏切り速いペースで回復した。「密」を避ける心理があるためか、大都市の繁華街立地の店舗はいまだ苦戦しているようだが、全体的には前年同月比で8割近くまで回復しているようだ。とはいえ、「回復はここで頭打ちの感がある」という声もある。
本紙が6月中旬に首都圏の20代~70代のプレイヤーを対象に実施したアンケート調査では、新型コロナ禍前の遊技頻度(2月末までの平均的な遊技頻度)が月1回以上だったプレイヤーの65・8%が、かつてよりも遊技頻度が減っていた(遊技中断を含む)。その2カ月後の8月中旬に実施した今回の調査では、新型コロナ禍前の遊技頻度が月1回以上だったプレイヤーのうち、新型コロナ禍前よりも遊技頻度が減っている(遊技中断を含む)プレイヤーは62・7%だった。その差はわずか3ポイントで、いまだに多くのプレイヤーが遊技頻度を減らしたままだ。
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