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旧基準機撤去の21世紀会決議、守らない組合員の資格一時停止へ 遊技通信2020年7月16日

全日遊連は7月15日、都内新橋の第一ホテル東京で全国理事会を開催し、理事会後の記者会見で阿部恭久理事長が、経過措置の延長に伴うパチンコ・パチスロ産業21世紀会の旧規則機取扱要領決議に関する現状を報告した。
 
非組合員を含む全てのホールが21世紀会の決議内容を遵守することを示す誓約書を提出することについて、阿部理事長は「一部に回収状況が悪いところがあることは事実」とした上で、一連の決議内容に沿った旧基準機の撤去を徹底するための施策を調整していることに言及。「独禁法に抵触しない範囲で考えていかなければならない」と述べ、21世紀会の各団体で決議内容を遵守しなかった組合員、会員の資格を一時停止する規約作りを進める考えを示した。
 
一方で、ホールの現場が決議内容に沿った対応をしない可能性があることについて阿部理事長は、「毎月15パーセントずつ外すという数字にとらわれるのではなく、まずは年末までにきちんと外すというところで進めていかなければならない。警察庁に今回の経過措置延長をお願いした際には、旧基準機を計画的に外していくことを前提条件として進めてきた。経過措置の延長は警察庁が我々のことを信頼して行ったものであり、1年延びたのだから1年使うというのはそもそも前提条件と違うということを理解して欲しい」などと述べた。
 
さらに理事長は、「正式に決まっていないうちにその前提条件を外に出すわけにもいかないことから、経過措置の延長要望は6団体の代表者だけで進めてきた。順番として、改正規則が公布されてからその前提条件を示さざるを得ず、規則では1年間の延長が認められたのに21世紀会が勝手にそれを7カ月にしたというのは違うのだということを知って欲しい。いずれにしても、目先の利益で動くのではなく、業界の将来を見据えて行動すべきだ」と述べた。
 
また、当日の理事会における決議事項では、新型コロナウイルス感染症に伴う全日遊連賦課金及び全日防連会費、特別会費について、後期徴収分から2カ月分を減免することを決めるなどした。
 

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