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NEXUS、グループ初の売上高3,000億円に 遊技通信2019年10月5日

NEXUSグループは中核会社であるNEXUSホールディングス株式会社の子会社2社、NEXUS株式会社と株式会社パラダイスの前年度決算を発表した。

 

NEXUSの売上高は前年対比104・8%となる2,609億円、営業利益は同163・1%の62億円だった。同社は2018年8月に「Dステーション神栖店」を、同12月に「Dステーション仙台コロナワールド店」を出店。厳しい業況のなかで展開した事業拡大と営業費用の減少(前年対比95・6%)によって増収増益を達成した。一方、パラダイスは3月期決算で売上高が654億円、営業損失として14億円を計上。これにより2社の合計売上高は3,263億円となり、グループ合計の売上高が初めて3,000億円を超えることになった。

 

今期の見通しとして同グループは「高射幸性遊技機の撤去による入替え、禁煙化に関わる喫煙場所の設置など多額の設備投資が予測され、営業利益の確保を継続することが喫緊の課題」としながら、数店舗の新規出店を継続して事業規模の拡大を図っていく、としている。なお、創業25周年となる今期はグループ全体で売上高3,600億円、営業利益60億円を見込んでいる。

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